現場の声
オブスペース参加者の声
Aさん
僕はもともと、自分一人やったら社会参加に向けて活動できないと思ったから参加しました。
社会参加というのは「外へ出る」ということもあるし、就職するということもありますが、
実際に参加してみて長井さん(担当スタッフ)のサポートがあるのは大きいし、他の参加者がいるというのも大きいですね。
Bさん
参加されたらいいんじゃないかなと思う人は、例えばバイトするのにもおっくうで、ためらったりする人、
就労トレーニングはそのための準備になるし、体ならしにもなるんじゃないかな?
僕はまだ就職活動まではしていないのでわからないけど、就職活動に取り組むのであれば、
そのためのアドバイスもしてもらえるでしょうし。
就労支援担当者からのメッセージ
「運営なんてとんでもない。自分にはできない」と思われるかもしれませんが、今現実に、ニートの状態のメンバーと 私とで運営しています。責任者は私なので心配はいりません。たんに店員さんになることと、運営を一緒に考えることとは、 働き方が変わるという経験であり、特殊な能力が必要というものでもありませんから、ご興味のある方は安心して参加して下さい。
今の3名のメンバーは着実に成長してきており、それぞれの社会参加に向けて飛び立つ日も遠くないと感じるようになりました。
就労支援としては喜ばしいことですが、店長としてはサポーターがある日突然いなくなることをおそれています。
ですので、どなたか、いらっしゃいませんか?
NPO法人日本スローワーク協会 長井潔
コミュニティビジネスの現場での就労支援って?
光愛病院の売店や喫茶を就労支援の場として活用する方法は、「就労体験ではなく運営体験」という考え方に集約されます。
若い人は就労すると言えばどこかのアルバイトに就くとか、店員になるとか派遣社員になるということを想像すると思います。
それは今の世に対して低賃金労働を提供するにしか過ぎません。
自分の職業人生の1ステップとしてはよいのですが、 そこでとどまり続けると経済的にも精神的にもしんどいでしょう。元気になればみんな就労できますが、その後どう自分を 運営していくかが大事だと思っています。具体的に一つのお店を一緒に運営することによって、自分自身の職業人生を運営する ヒントをつかんでいただければありがたいという思いで『運営』を活動のテーマにしました。
また全体の運営を考えて働ける人には大きなごほうびがあると思っています。私自身「雇う側の気持ち」を思いやって 仕事をすることによって職場のみんなから信頼を得てきたのです。それは「全体最適をめざす」という言葉に集約されます。
自分が社長であればどう考え動くのか、そういう観点で仕事をする人間は、たとえ対人恐怖症であっても人間嫌いであっても 人間関係が下手であっても重宝されるのです。 例えば、売店を運営する活動においては、私は参加するメンバーの全員に売店の経営状況を包み隠さず話し、どうすれば経営が 上向くのか、意見を募ります。その過程でメンバーも「経営とは何か」「仕事とは何か」考えざるを得ないのです。
また、具体的には参加者の若者に仕入れを担当してもらっています。仕入れこそが店の経営を根幹だからです。
自ら仕入れた商品がどのように売れるのか? その売れ方は売店を発展させるのか? 自分自身で検証していただきたいと
思っております。喫茶では実際に店員としてお店に立っていただき、お客さまの要望に耳を傾けることも必要でしょう。
コミュニティビジネスは「生きたビジネス」です。ここで運営体験する意義は大きいと期待しています。
NPO法人日本スローワーク協会 長井潔
