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NPO法人日本スローワーク協会とは?

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NPO法人日本スローワーク協会は「働き方」「就労」「仕事」「雇用」などについて問題意識を持つ人たちが集まり設立されました。2005年10月に開店したカフェコモンズはその問題意識を具現化したものでもあります。

そして、カフェコモンズをセルフメイドで作っていく途中、開店後の運営時に、多くの引きこもりや精神障碍者の方も関わるようになりました。

設立から15年たった現在でも、一般社会においても、引きこもりや精神障碍者の社会参加へ向けての最大の障壁も「働き方」「就労」「雇用」「仕事」の問題であることは変わりません。

カフェコモンズの開店運営など、ミクロ的、直接的には自分たちでコミュニティビジネスをおこし新しい仕事場を作っていく事は解決法の一つですが、自分たちの力だけでやる事にも限界があります。カフェコモンズを通じて、外へと開いた上で、問題意識や情報を色々な方と共有する事、あらためて情報を発信する事。繋がりを作る事による解決法を模索していきたいと考えています。

設立までの経過

不登校・引きこもりの若者への支援活動を行ってきたNPO法人ニュースタート事務局関西では、引きこもりの人たちに色々な支援活動を行ってきましたが、一方でこの問題のベースには就労問題があるという認識をもっていました。

この問題意識を共有・深化するため、当初フリーターズネットワークという勉強会を定期的に行っていました。その後、勉強をしているだけではなく実際の行動を起こそうと、2002年10月、「NSワーカーズ」の名称で引きこもりの人への支援活動を仕事として受けつつ、その他の仕事場を開拓していく事を目的として行動を開始しました。

2004年頃、引きこもりが社会問題化し、NEETという言葉が登場する中、同年10月よりスローな働き方を考える「スローワーク研究会」を開始し、コミュニティービジネスやスロービジネスにその方向性を見出す。

同年、12月「日本スローワーク協会」と改称し、NPO法人化を図ることを決定する。同時期、ニュースタート事務局関西が大阪府福祉推進財団の「地域通貨で行う地域・人のつながり事業」により助成金を受け、地域通貨NS券を発行し、そのアンテナ・ショップとして「リサイクルショップ(期間限定)」事業を始めたことにより、コミュニティービジネスの実践にも携わる。

同年5月、大阪府よりNPO法人の認証を得て「特定非営利活動法人日本スローワーク協会」を発足させた。同年、地域通貨の繋がりで知り合った人たちも合流し、同年3月より「cafe COMMONS」設立の準備開始。東京府中にある環境文化NGO「ナマケモノ倶楽部」が運営する「cafe SLOW」をモデル店として、同店より情報協力を受ける。様々な市民活動団体の協力と協働を得てカフェコモンズが2005年10月に開店。

コモンズの開店により、地域の精神科病院の職員の方との繋がりもでき、2010年4月より障害者総合支援法に基づく就労継続支援事業も開始する。

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